アンカー補修のエキスパート
アンカー補修協会

アンカーは、斜面、構造物等の安定化を図る目的で用いられ、1957年(昭和32年)に我が国において導入されて以来、すでに60年以上経過しており、この間に施工技術や使用材料の改良が重ねられ、施工事例も増加している。
しかし、初期に施工されたアンカー、特に1988年(昭和63年)に改訂された土質工学会(現:地盤工学会)基準「グラウンドアンカー設計・施工基準同解説」に準拠していない構造のアンカー(以下、旧タイプアンカー)においては、防食機能が十分でなかったために、腐食に伴う引張り材の破断・頭部の落下・浮き上がり等変状事例が報告されている。
アンカー補修協会では、これらアンカーの維持管理に必要な、点検・調査・補修対策技術を提供します。